まきゼミ技事録!

とあるゼミのプログラマー達が送る技術ブログのようなもの

Substance PainterのLiveLinkをUnityで使う

初めまして、ぴょんさんです(っ´ω`c)

私はエディタ拡張とかシェーダについての記事を書くつもりです。そのうちhoudiniの記事なんかも書けたらいいなと思ってます。

今回はSubstance Painter(以下SP)のLiveLinkをUnityで使用したことについてです。

 

使用している様子

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こんな感じで、SPでマテリアルを編集すると、Unity上で表示しているマテリアルのほうにも変更が反映されます。いちいち保存してインポートし直さなくても、すぐに見た目を確認できるので、効率よくマテリアルを作成できます。

 

環境

LiveLinkのプラグインSubstance Shareで配信されているので、そこからダウンロードしました。

share.allegorithmic.com

 

やりかた

  1. LiveLinkのプラグインをインポートします。形式はunitypackageなので、いつものようにインポートします。
  2. インポートしたモデルの設定を変更します。ImportSettings>Materials>Materialsの「Extract Materials」をぽちっと押します。

参考動画

youtu.be

さらに、この動画では、ImportSettings>Models>NormalsをCalculateに設定していたので、自分もそうしています。この設定自体が必要かどうかはよくわかっていないのですが、見た目が結構変わります。

設定が終わったらApplyを押して、変更を適用します。

  3.モデルを右クリックして「Send to Substance Painter」をクリックします。(あらかじめ、SPを起動しておく必要があります)

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  4.これでSPにもモデルが表示され、LiveLinkでマテリアルを作成できるようになりました。

 

エディタ拡張

インポートしたモデルの設定を変更する作業は、いちいちやるのも面倒だと思ったので、Unityエディタ上で自動で行うようにしました。

OnPreprocessModel

で自動で変更を行うようにしています。

 

まとめ

UnityとSPのLiveLinkを紹介しました。適当にSPを操作しているだけでも、すぐにUnityに変更が反映される様子は見ていてとても楽しいので、興味があれば遊んでみてください。

 

参考にしたところ

Live Link in Unity - Substance Integrations - Allegorithmic Documentation

 

anchan828.github.io

 

kan-kikuchi.hatenablog.com

 

おわりー(*^-^*)